商品レビュー
2015年9月23日
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バランス最強!プリムス ウルトラ・スパイダーストーブ(P-154S)を徹底レビュー

アウトギア編集部

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プリムス ウルトラ・スパイダーストーブ(P-154S)

どうもこんにちは、アウトギア編集部です。

今回は分離型のシングルバーナーの中では最軽量かつ最小スペースのスペックを持つ「プリムス ウルトラ・スパイダーストーブ(P-154S)」を紹介していきたいと思います。

ウルトラ・スパイダーストーブは、基本的に登山用で寒冷地での使用を想定した作りとなっていますが、その使い勝手からキャンパーにも非常に人気の高いモデルです。

分離型かつアウトドア缶モデルとしては、おそらくEPIgasのAPSA-IIIストーブやSPLITストーブあたりがライバルとして比較検討されているかと思います。

ちなみに公式スペックはこんな感じ。

———————————————
■出力:3.6kW/3000kcal/h(Tガス使用時)
■ガス消費量:210g/h
■燃焼時間:約65分(IP-250ガス使用時)
■ゴトク径:大168mm/小118mm
■収納サイズ:9.3×10.0×3.5cm
■重量:本体178g

・圧電点火装置付
・オリジナルセミハードケース付属
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それでは細部を見ていきましょう。

セット内容

P-154S 収納ケース

セミハードケースが最初から付いています。なかなかかっこ良いですね。

しかしキャンプメインの方はこのケースを使うかもしれませんが、登山用など少しでも軽量化したい方はクッカーの中に収納するはずなのでおそらく使わないでしょう。

P-154S 収納ケース中身

ケースの中はこんな感じ。コンパクトに収納できます。

バーナー側ではない方にはライターを収納するためのホルダーが付いており、オプションのバーナーシートも収納できるようになってます。

バーナー本体

P-154S タバコ比較

タバコとの比較です。かなりコンパクトです。

ガスが通るホースをくるっと巻きつけるように収納するのですが、ホースがちょっと固めなので若干やりにくいです。

P-154S 足開く

五徳(ゴトク)が4本ついており、パタパタと開いていきます。

P-154S 足ツメ

五徳を固定するためのツメがあるので、カチッとはめていきましょう。個体差によるかもしれませんが結構固いので力がいります。

P-154S 五徳閉じる

このバーナーの最大の特徴でもある延長ゴトクです。画像は開いていないバージョンです。

P-154S 五徳開く

こっちが開いたバージョンです。大きめのクッカーにも対応出来るように17cmくらいの長さが確保されていますね。

実際この延長ゴトクは非常に有効なのですが、逆に開いていないバージョンは全くもって利用価値無しです。だって小さい鍋だからって五徳も小さくする必要はないですからね。

P-154S 五徳閉じる

開いていないバージョンの上から見たバージョンです。

P-154S 五徳開く

こっちは開いたバージョンの上から見たバージョンを、開いていないバージョンの上から見たバージョンと比較するために撮影したバージョンです。

え?バージョンバージョンうざいだと?

P-154S プレヒートパイプ

こちらはガスの気化を促進させるプレヒートパイプです。

液体ガスは気化温度以上でないと気体になりません。気化する際に熱を吸収してしまうので、燃焼しているとどんどん温度が低下し火力が弱まってしまいます。

そこで火そのものの熱量をガス缶に伝えるためのものがプレヒートパイプというわけです。どう?

P-154S 圧電点火装置

赤いボタンをカチッと押すと火花が出る圧電点火装置(イグナイター)付きです。

バーナー本体ではなくガス缶近くに設置されているので「アチッ」とならずに済みます。これ意外と重要です!

P-154S 火力調節ツマミ

火力調節ができるツマミです。+と-が表示されているのですが、どっちに回せば火力が大きくなるかは内緒です。教えてあげません。

P-154S ガス缶接続部

ガス缶との接続部分です。ネジのような溝が付いています。

P-154S ガス缶接続

こんな感じでくるくる回しながら接続します。

ガス缶がいわゆる男で、バーナーが女です。何が言いたいかというと・・・え?うるさいだと?

P-154S ガス缶接続

ガス缶と接続したバージョンです。

着火方法は火力調節ツマミを+の方に回すとプシューッとガスが噴き出る音が出るので、急いで圧電点火装置のボタンを押します。

たまに着火しない時は非常に焦ります。「アレッ?アレッ!?」ってなります。

P-154S 弱火

こちらは弱火バージョンです。弱火だからといって指で触ると死にます。

P-154S 強火

こちらは強火バージョンです。

火力調節ツマミを+の方に回すことで強火に出来ます。

あ!教えてしまった。忘れて下さい。

沸騰までに何秒かかるか実験

さて、バーナーといえばもちろん火力が気になりますよね。

そこで水1Lがどれくらいで沸騰するのかを実験してみました。ちなみに火力は最大で計測します。

一発勝負なので緊張してます。

それではスタート!!

スタート
P-154S 沸騰実験0秒

ストップウォッチとして活躍するのはiphone5sでございます。

15秒経過
P-154S 沸騰実験15秒

まだ沸きませんねぇ・・・。

30秒経過
P-154S 沸騰実験30秒

鍋の底の方に小さい泡が出来てきました。

45秒経過
P-154S 沸騰実験45秒

泡がちょっと大きくなってきました。

てかiphoneを持つ手が辛くなってきました。

1分00秒経過
P-154S 沸騰実験1分

手が辛い・・・。

1分15秒経過
P-154S 沸騰実験1分15秒

手がプルプルします。

1分30秒経過
P-154S 沸騰実験1分30秒

泡が浮いてきましたね。

1分45秒経過
P-154S 沸騰実験1分45秒

・・・。

2分00秒経過
P-154S 沸騰実験2分

やばっ!1分59秒が2分00秒に変わる瞬間を捕えてしまった!

2分15秒経過
P-154S 沸騰実験2分15秒

泡がだいぶ来てます。

2分30秒経過
P-154S 沸騰実験2分30秒

手もだいぶ来てます。

2分45秒経過
P-154S 沸騰実験2分45秒

沸騰が先か、手の限界が先かわからなくなってきました。

3分00秒経過
P-154S 沸騰実験3分

て、手がやばい・・・。

3分15秒経過
P-154S 沸騰実験3分15秒

手が!!手がー!!!

3分30秒経過
P-154S 沸騰実験3分30秒

あ、あかん・・・。

3分41秒でフィニッシュ
P-154S 沸騰実験3分41秒

フィニッシュ!!!

あ!最後だけiphoneがブレとる。

結果3分41秒で沸騰しました。

てか今気付いたけど、ストップウォッチの大きい表示時間の上にある小さい表示時間ってなんや?

ウルトラ・スパイダーストーブ(P-154S)は買いです!

さてウルトラ・スパイダーストーブですが、結論とても良いバーナーです。

このバーナーの良い所は、

・178gという分離型としては超軽量
・圧電点火装置(イグナイター)が手元にある
・大きめのクッカーにも対応できる五徳
・ガスの気化を促進させるプレヒートパイプ付き
・火力調整もお茶の子さいさい
・プリムスのガス缶は手に入れやすい

こんなところですかね。

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■プリムス 153ウルトラバーナー(P-153)との比較

ウルトラ・スパイダーストーブの一体型バージョン「153ウルトラバーナー」との比較ですが、火力では153ウルトラバーナー(4.2kW/3,600kcal)のほうが上ですね。
※ウルトラ・スパイダーストーブは3.6kW/3000kcal

ただ五徳の大きさは153ウルトラバーナー148mmに対し、168mmなので勝ち。

あとは分離型か一体型かの違いですが、安定感など考えるとやはり分離型のほうが使い勝手は良いかと思います。

軽量コンパクトを求めるのであれば153ウルトラバーナーかもしれません。
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■EPIgas APSA-III STOVEとの比較

ライバルメーカーEPIgasのAPSA-III STOVEとの比較ですが、収納性は圧倒的にウルトラ・スパイダーストーブに軍配が上がります。

また重量もAPSA-III STOVEは425gというデブなのに対し、178gと圧勝です。ただ火力では4000kcalと惨敗です。さすがデブなだけある。

まぁ火力が強い分、消費燃料も多いのでどっちが良いとは言いがたいですが。
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■EPIgas SPLIT STOVEとの比較

これまた比較されがちのEPIgas SPLIT STOVEですが、火力が4200kcalもあるので完全敗北です。やはりEPIには火力では敵いませんね。

しかも重量においてもSPLIT STOVEは234gというそこそこ軽量。デブじゃないくせにすごいパワーです。

あとは五徳はSPLIT STOVEも調整可能ですが、ちょっと調整が面倒くさいのと144mmなのでウルトラ・スパイダーストーブのほうが使い勝手は良いでしょう。

またSPLIT STOVEは五徳の高さも調整できるので安定感は良いと思いますが、ウルトラ・スパイダーストーブも別に安定感が悪いわけではないので大丈夫です。

あとは圧電点火装置(イグナイター)の位置ですが、SPLIT STOVEは本体に付いているのでちょっとマイナスです。
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以上がプリムス ウルトラ・スパイダーストーブの紹介でしたが、軽量・コンパクト・ハイパワー・扱いやすさ全ての点で高いパフォーマンスをもった、非常にバランスの良いバーナーです。

なんだかんだたくさんのキャンパーに支持されていることが、その証拠と言えるんではないでしょうか。

初めてシングルバーナーの検討をしているなら間違いなく買って損はしないと思います。

是非検討してみてはいかがでしょうか。

それではまた。

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